ODAの歴史と未来
研究内容
研究概要

日本の政府開発援助(ODA)は生誕から60年以上が経過し、国際状況の劇的な変化に応じてその役割を大きく変えてきた。開発援助に関心をもつ私たちは日本のODAの歴史から何を学ぶべきなのか。また、その学びは未来のODAにどのように生かす可能性があるのか。
この研究部会では、JICA緒方研究所で実施された「日本の開発協力史の再検討」の成果(東京大学出版会から全7巻で2020年秋から2021年度にかけて順次刊行予定)を一つの踏み台にしながら、ODAの未来の在り方について多様な角度から議論し、あわせて研究の方法や今後の課題についても探求していく。
目的・運営方針
-
実務家と研究者が相まみえて、60年以上によるODA史の急所と、未来への教訓を議論できる場を提供する。
-
ODAを実務と研究の両面で形づくってきた先達へのインタビューと知の継承の場を構築する。
-
オンラインとオンサイトで研究会を開催し、できるだけ多様な世代、分野の会員の参加を求めていく。
-
オンサイトの研究会については、関西と関東で交互に開催できるように工夫する。
-
本HPにおいて議論の要点を公開する。