はじめてのみなさま

更新日:2021年1月26日

ようこそ、「ODAの歴史と未来」のページへおいでいただきました。 このページは、国際開発学会「ODAの歴史と未来」研究部会、そして科学研究費(基盤B)「アジア・アフリカの開発学-日本の開発協力にもとづくフィールドからの体系化」 (2020-2022)の成果をみなさんと共有するためのプラットフォームです。


メンバーは、現在JICA緒方平和研究所を基盤に進められている共同出版事業「日本の開発協力の歴史」に執筆者として、あるいは研究協力者として参加した面々です。このプラットフォームでは、個別の研究を密に出合わせることで、新しい知的な潮流を生み出していくことを狙っています。


開発学 (Development Studies)を勉強するために、なぜ多くの人が米国や英国に留学しなくてはいけないのか。日本には日本の経験に基づく、アフリカにはアフリカの経験に基づく開発学があるのではないか。地域の文脈に即した開発学があるとすれば、それは開発の方向性をどのように変える力になりうるのか。


このような問題意識を共有するみなさんとスタートした研究会です。開発学は近代化や開発の経験を知識へと変換したものと考えられますが、ではどのような「開発経験」を私たちは知識として取り入れるべきでしょうか。その知識は、単に過去の記述になるのでしょうか、あるいは未来に向けて何らかの政策を示唆するものでしょうか。今年度と来年度の前半は、ひとまず日本の開発協力の歴史を振り返ることに重点をおき、その経験の中から、これからの開発学を構成する要素を紡ぎだしていきたいと思います。


研究会は定期的に実施し、メンバー以外も参加できる公開研究会も積極的に実施する予定です。みなさん、ぜひHPを定期的にチェックしていただき、ご関心のあるイベントにご参加くださればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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